産後の体と心に、1/f ゆらぎ

あっという間に6月も終盤で、1年も半分経過したことになるのですね!
6月は、スクールの講座に加えて、外部でのセミナーもあり、私自身も勉強することが多い月でした。

まず、6月の産後アロマトリートメント講座。
東京、神奈川、埼玉、三重、大阪から、鍼灸師さんがお二人に、産婦人科で働くセラピストさんもいらっしゃいました。

IMG_1083.jpg ※写真は着衣ですが、実際はオイルトリートメントです。


産後トリートメントのイントロダクションに、ロッキングを入れています。

骨盤周りを中心に、ゆらゆらと揺らしていく手技です。
こわばった筋肉の緊張を緩めたり、眠くなるような心地よさ(電車でガタゴトゆられる感覚)を与えたり、産後の張り詰めた心と体にはとても有効です。


ポイントは、
クライアントの無意識下で、揺れていること。
リズムは1/fの波がよいです。(自然とそうなります)

過緊張気味な心と体を解放していただくことで、次のオイルトリートメントがいっそう受け入れやすくなっているはずです。



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安全に深部にある筋肉も緩める

先週、4月の産後アロマトリートメント講座をおこないました。
日本各地からセラピストの方々がお集まりいただき、とても良い時間が共有できたと感じています。

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この講座は、まずはそのクライアントの姿勢や動作から、骨盤の状態を想定して、緩めていく筋肉を考えることから始めます。

ただ、緩めると言っても、臀筋のようにオイルトリートメントで緩めやすい筋肉ばかりではなく、例えば、大腰筋のように腹部の深部にある筋肉もあります。

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熟練したセラピストであれば、腹部からぐいっと触れていくこともできますが、私の講座では様々な理由から、それはおこなっていません。(一番は、安全面から!)


大腰筋はDFL(Deep Front Line)と呼ばれる筋膜で、下腿部にある後脛骨筋と繋がっています。この二つの筋肉はとても密接した関係があり、大腰筋が硬くなると、後脛骨筋も硬くなり、逆に後脛骨筋が緩めば、大腰筋も緩むことができます。

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下腿部を緩ませることは、オイルトリートメントでも、安全に行うことができますよね。
(後脛骨筋の見つけ方には、ちょっとコツが要りますが、それは講座で!)


安全で、しかもオイルトリートメントの心地よさを活かした手技で、産後ママの心と体を緩ませて、整えていくことが、当スクールの産後アロマトリートメントの特徴です。

3月の産後アロマトリートメント講座

うかうかしていたら、あっという間に春になっていました。
スクールの帰り道、新宿駅では早咲きの桜が満開だった、先々週のこと・・

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産後アロマトリートメント講座をおこないました。
東京、神奈川、千葉、静岡、福島からも、セラピストの方々が集まっていただきました。

産婦人科で働くセラピストの方も数名いらっしゃり、良い交流ができたと思います。

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非常に怪しげな宗教勧誘のポーズにも見えますが、何も勧誘しないのでご安心を。笑

7時間、みっちりと理論と実技を学んだ後は、やりきった感と開放感で、テンション高くなります。


こちらの講座は実技をメインにしていますが、個々の骨盤の状態を見ていくために、いろいろと仮説を立てていきます。
人間の体は単純なところも、非常に複雑なところも、持ち合わせているので、仮説を立てていると、様々な矛盾が生じます。


「さきほどのチェックでは、右の腸骨が内旋しているはずが、こんどのチェックでは外旋している・・?」

そんなときは、どのような可能性が考えられるのか?


産後だからと言って、一様に骨盤を閉める手技をしていくのではなく、考えながら施術を行っていきます。


だから終了後は、ハイテンションにもなりますね。






授乳と薬

パソコンのデスクトップがごちゃごちゃなので、データを断捨離していたら、とても懐かしい写真などがいろいろ出てきて、ちっとも片付きません。泣

1 のコピー 
7年前に、マタニティトリートメントから、ドゥーラとして出産までサポートした方のボク。
なつかしいな〜。あの時のことが、いろいろと思い出されます。


退院後、ママは母乳哺育で悩んでいました。

母乳にまつわるお話は、都市伝説も数多あり、産後のママたちを悩ませています。
分娩施設での母乳指導も、病院・助産院ごとでかなりの温度差を感じます。


「授乳中だから、薬は飲めない」
「薬を飲んだら、授乳は中断する」

未だに、そのように指導されている方もいるそうで、ちょっとショック。


例えば、風邪は薬で治るものではないので、本来ならゆっくりと休んで自ら治したい。
私なら、ラヴィンツラ、ティートリー、ユーカリラジアタなどの精油を、加湿器に入れて、ゆっくりと過ごすことを提案します。

そして、頼れる人がいるなら、授乳以外はどんどん頼る。


でも!
頼れる人がいないママ、仕事を持っているママ、上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいるママなど、事情はそれぞれなので、そのような方はツラい症状を抱えながら育児をするよりも、即効性のある薬で体をラクにすることも選択肢のひとつになります。


1)薬は赤ちゃんに害を与えるか
2)断乳はお母さんや赤ちゃんに害を与えるか
3)他に手段はないか

薬が必要なときは、この3点を考えます。(ラレーチェリーグ・インターナショナル:母乳育児/メディカ出版)



「母乳は血液」
でも、多くの薬は母乳に影響を与えないので、服用しながら授乳もできます。下記が参考になります。


産後にフレキシブルな骨盤を作る

12月のマタニティアロマトリートメント講座に続けて、産後アロマトリートメント講座も行いました。

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日本各地、滋賀、京都、大阪、群馬、茨城、埼玉、東京・・
本当に、遠くからも近くからも、日本各地から集まっていただき、身が引き締まる思いです。

しかも、皆さん、マタニティアロマトリートメント講座を受けていただいたリピーター受講生の方々で、それもまたたいへん嬉しく思っています。



こちらの講座は、産後の方からニーズの高い、「骨盤ケア」にフォーカスして、講座を行っています。


ただ一様に、「産後は骨盤が緩んでいるから、ゆがんでいるから、絞めていきましょう!」というものではなく、


評価(仮説を立てて)して→緩めて→鍛えて→持続させる


そして、個々に合った「フレキシブルな骨盤」を作り出すことを目的としています。

骨盤は、体幹(体の上半身)と下肢を繋いでいる大事な骨であり、動作のたびに骨盤も動きます。




ルーティーンでおこなうトリートメントではなく、クライアントに合わせて、セラピストが考えながら、トリートメントを構築していきます。

慣れるまでは、頭を使うので、ヘロヘロ。(慣れるまでは)

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講座の後の、やりきった感満載の、若干テンション高めなまま、かわいい小顔ポーズで、パチリ。(すみません、私ひとりアイタタタ・・なことは十分分かっていますので。笑)


ポーズも写真撮影も、強要していませんので、これから受講される方は、ご安心ください。笑

妊婦・産後の骨盤

先々週末に参加した、ウーマンズヘルスケアフォーラム2016の会場から見えた、スカイツリー。
私は、いまだに上ったことはなく、私の周りの人も上ったことのある人は、皆無でした。

今回も眺めただけ。笑

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フォーラムは、主にウィメンズヘルスの分野でご活躍中の理学療法士の方々による発表で、「周産期の骨盤」に関する演題がメインでした。


骨盤
血流
冷え
・・・

これらは、近年、あまりにもフィーチャーされ、情報リテラシーをしっかり持っていないと、セラピストも振り回されてしまい、その結果、クライアントを振り回してしまいます。


「骨盤が歪んでいるから治す」
「産後の骨盤は締める」


よく見聞きするお話ですが、それはちょっと短絡的すぎ。


フォーラムで発表された田舍中先生によると、

例えば、尾骨痛のある方の場合、尾骨筋の過緊張が原因であることが多いので、骨盤底筋を締めることによって、余計に痛みが増すこともあるとのこと。

そのような方にも、「骨盤底は締めた方がいいから」と促せば、とうぜん逆効果です。
緩める(広げる、柔軟性を持たせる)ことが必要な場合もあります。


ヨガの「猫のポーズ」で、尾骨と坐骨の間を動かす(狭める→広げる)運動や、尾骨筋をリリースする手技が有効だそうです。(当スクールでは、臀筋をしっかりと緩めていく、手根によるニーディング=通称「ドスコイによる逆シャネル・笑」などを取り入れています)


骨盤へのアプローチは歪みを戻すことが目的ではなく、関連するマイナートラブルを安楽にして、もっと先を見据えての予防をしていくことが目的だと思います。


左右前後上下、スムーズに可動できることが本来あるべき骨盤の姿。


そして、いつも申し上げていることですが、「治療」が必要な方は、私たちは禁忌として、医療機関への受診を促します。(できたら、このようなウィメンズヘルスの得意な理学療法士さんのいる病院がいいですね。)

産後トリートメントはゆるゆると

昨日は、産後アロマトリートメント講座をおこないました。
東京、神奈川、千葉、静岡などから、集まっていただき、楽しい学びの時間となりました。
(まーた、写真を1枚も撮っていなかった・・)

マタニティアロマトリートメントと産後アロマトリートメントをセットで、産前産後の女性に寄り添っていきたいと、考えるセラピストの方が多いです。


こちらの講座は、産後の骨盤にフォーカスを当てています。
ただ、オイルトリートメント系のセラピスト対象ですので、骨に直接アプローチをかける手技はおこなっていません。



まずは、骨盤や股関節を支える骨格筋はもちろん、頭から足先まで、全身の筋肉に柔軟性を与えることから始めていきます。

妊娠、出産、育児によって、頑張りすぎているママの体と心。

※本当は、周りの手をいっぱい借りて、ゆっくり休むことを頑張ってほしいのです!

あちこちの筋肉に(精神的にも)強張りがあります。
やさしく、ていねいに、ゆるゆるゆるゆる・・と、オイルトリートメントでゆるめていくようにします。

次のステップとして、
無理のない負荷をかけて必要な筋肉を引き締めていき、それをキープする・・という流れになっています。



そして、私たちが対象とすべきは、「健康な方」であることを常に心がけます。
治療の必要な方をカウンセリングで見極めて、そのようなクライアントには医療機関への受診をお勧めすることも、私たちが行うたいせつなケアの一つであると考えています。



こちらの講座は、年内は満席でキャンセル待ちの方も多数いらっしゃり、ご予約が難しくなっています。
次々回は、2017年2月を予定しています。(募集開始は11月からです)


産前産後のケア

先日、8月の産後アロマトリートメント講座をおこないました。
今月も、大阪や京都からも、集まってくださいました。

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3年前、前職のスクール時代にマタニティアロマトリートメント講座を受講していただいた方や、前月・前々月のマタニティアロマトリートメント講座に引き続き受講していただいた方、

看護師セラピストの方、産婦人科でセラピストとして働いていらっしゃる方、

すでに長年妊産婦トリートメントをやってらっしゃる方、


みなさん、働く場所やポジションは違えど、産前産後の女性へのケアの必要性を感じてご参加くださいました。


こうやって、医療や行政とはまた違う立場から、産前産後の方へサポートをおこなうことは、これからの時代、とても意味があることだと思います。

厚生労働省が掲げる「妊娠から子育てまでの切れ目のない支援」を、民間の、ひとりの、個人セラピストであっても、その一旦を担うことはできます。


一緒にやっていきませんか。
12月の講座は、9/1より募集開始いたします。


産後ママは「たった5分」が難しい

今週、産後アロマトリートメント講座をおこないました。
今回も、東京近郊のみならず、岡山、新潟、名古屋、滋賀など、日本各地からセラピストの方々が集まっていただきました。皆さま、ありがとうございました!



この講座、
講座名は「産後アロマトリートメント講座」なのですが・・

内容は、妊娠・出産、そしてその後の育児の姿勢によって、変化した骨盤ケアに焦点を絞ってお伝えしています。(講座名を変えようかな。)


その中では、ホームケアアドバイスも重要視しています。

せっかくサロンでケアしても、自宅に帰れば、

背中を丸めて授乳して・・
腸骨で支えるように抱っこして・・

という生活になるので、当然ながらまた姿勢は戻っていくからです。


産婦人科のトリートメントルームで、骨盤ケアのトリートメントをおこなっているのですが、メニューとしてスタートさせる際に、ヨガインストラクターの方に、ホームケアとして、

「1日5分でできる骨盤にアプローチするヨガ療法」

を考案していただきました。


ところが、、

その後、実際にそのヨガを継続したかどうか、聞き取りをすると、ほとんどの方が「忙しくてできなかった」というお答えでした。


「たったの5分」が、産後のママたちとっては、見い出すことのできない時間なのです。



いくら素晴らしい療法であっても、ほとんどの方が継続できないようであれば現実的ではありません。


そこで、考えて考えた結果が、「●●しながらできる、横隔膜トレーニング法」です。
これを、こちらの講座で皆さんにお伝えしています。

なんで横隔膜??
と疑問に思われる方は、横隔膜の拮抗作用にある筋肉、共同する筋肉を思い出してください。

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本当は、逆腹式呼吸なども取り込みたいところですが、難易度が高くなると、産後の方には敬遠されてしまうので、「とにかく簡単で効果的なもの」を追求しました。


現在、10月の講座を受付中です。


産後ママとセラピストさんは、揺らされるのが好き?

先週、産後アロマトリートメント講座をおこないました。

東京、神奈川、千葉、埼玉など近郊の方から、新幹線や夜行バスなどを使って受講していただく遠方の方まで、皆さん、熱い想いで集まっていただきました。

受講のきっかけを伺っていると、本当に真摯にセラピストというお仕事に向き合っていらっしゃる方ばかりで、私もついつい熱くなります。


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オイルトリートメントによる骨盤バランスケアですが、骨盤や筋肉の状態を評価したり、負荷をかけたり、オイル以外の手技も学んでいきます。

オイル以外は未経験でも、もちろん大丈夫。
(逆にオイル未経験者は不可)

そして、産後のママは、カラダだけでなく、精神的にも「ガチガチ」になってしまう方が多く、イントロダクションとして揺らしの手技も入れていきます。

できる限り、自然なリズムや1/f ゆらぎを作り出し、クライアント自らが揺れているようにしていきます。

実技練習は、相モデルになって練習していくのですが、このテクニックは、モデルとなるセラピストの方にもとても好評です。皆さん、産後ママ並みにガチガチにお疲れなのでしょうか。。


最後に残っていた方で、パチリ。(先におかえりになった方、ゴメンなさい・・)

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いい笑顔です。

プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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