トリートメントが禁忌の場合の双子

先日、双子ちゃんを妊娠中の方のマタニティトリートメントを行いました。

とても元気な妊婦さんではありましたが、
「道を歩いていると、2度見されるお腹(ご本人談)」でしたので、
腰痛がかなり辛そうな状態でした。


双胎妊娠の頻度は、自然妊娠の場合150人に1人ほどの割合で、
日本人は世界でも多胎の少ない人種です。

しかし、マタニティトリートメントを行うセラピストは、
(1)トリートメントな可能な双胎妊娠
(2)トリートメントが禁忌な双胎妊娠
を、その理由とともに理解しておく責任があります。

「一卵性双生児」「二卵性双生児」
という言葉に聞き覚えがあるかと思います。

一卵性双胎は、一つの受精卵が分割して2つになったもの(単卵性)、
二卵性双胎は、2つの受精卵が同時に妊娠したもの(多卵性)です。

ですから、一卵性双胎は、タレントのまな・かなさんのようにそっくりな双子ちゃん。

ただし、マタニティトリートメントを行うセラピストにとって重要視すべきは、
「卵性」ではなく「膜性」です。


先日の、双子ちゃんの妊婦さん。
マタニティアロマトリートメント講座の実技練習でも行っている、
『骨盤の3点押圧』をたっぷり施しました。

お帰りの際には、「スキップして帰りたい!(ご本人談)」
とのご感想をいただきました。
もちろん、それは止めていただきましたが・・笑
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マタニティトリートメントにおける母子手帳

妊娠すると、妊婦さんはお住まいの自治体から「母子手帳」が交付されます。
母子手帳には、妊婦さんの健康状態が記載されています。

マタニティトリートメントをおこなうセラピストは、
ぜひこの母子手帳を活用してください。

どの母子手帳にも必ず「妊娠の経過」というページがあります。
そこには、病院での妊婦健診の結果が記載されています。

これが、マタニティトリートメントを行うことができる体調なのかを
判断する材料の一つになります。

ですから、セラピストは、
☻ 母子手帳から何を読み取ることができるのか
☻ 記載されている数値をどう判断すべきなのか
しっかりと見極める知識が必要になります。

数年前、某老舗サロンに勤務されるセラピストの方に受講していただきました。
マタニティトリートメントは既にメニュー化されていて、
サロンのネームバリューから、妊婦さんのお客様も多々いらっしゃっていたそうです。
そして、母子手帳の持参をトリートメントの条件としていたそうですが・・

しかし、セラピストが母子手帳をどう活用してよいのか分からず、
「母子手帳を持参してさえすれば、OKという状態だった」とのこと。
黄門様の印籠のごとく、かざしていただくと、「恐れ入りました〜」と。


マタニティアロマトリートメント講座では、母子手帳の活用に関しても
学んでいきます。

陣痛のツボなど

セラピストでは稀な分娩のトリートメントをおこなっているので、
よくセラピスト仲間から「こんな手技を試してみて」と頼まれることがあります。

もちろん、明らかに安全ではなかったり、意味がなさそうなものはお断りしますが、
これまで、おこなった手技のうち、いくつか例をあげてみると・・


「三陰交を指圧すると、陣痛を誘発することができる」

正直、これは NO です。
陣痛微弱の方や、破水入院からの分娩の方に試みていますが、
促進されたと実感したことはほとんどありません。
ただし、古来より「安産のツボ」と言われているので、
私は、正産期に入った妊婦さんに、
「安産のツボだから、ヒマなときに押してみて下さい。」
と、プラシーボ効果も期待してお話ししています。


「温湿布で陣痛の痛みが緩和される」

これは、Yes です。
ただし、最初から温めずに、痛くなってから温めた方が
その効果の差異が実感できると思います。
ご出産間近のお客さまに、貼るタイプのカイロを
プレゼントするのも、よい販促方法かもしれません。


これ以外にも、

「仙骨を時計回りにさすると骨盤が開きやすくなって分娩が促進される」
「腰椎5番と仙骨をはがすと陣痛の緩和になる」

など、いろいろな手技を頼まれて、試みました。
精油やハーブティなどの活用も同様です。

4、5人にはその効果を実感できたけど、その他大多数には実感できなかったもの、
まったく、実感できなかったもの、
明らかに多くの方に実感できたもの・・


いずれの場合も、いつも感じるのは、出産は「赤ちゃんの意思」であり、
それをサポートできるのは母である妊婦さんだけだということ。
従って、私たちは出産そのものではなく、妊婦さんのサポートをするという思いで
臨むべきだと感じています。


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マタニティトリートメント講座・スクール/東京

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妊婦のむくみ

妊婦中のマイナートラブル、「むくみ」。
特に四肢はむくみの発症しやすい部位であることはご存知のことと思います。

こむら返り、静脈瘤、手根管症候群・・
むくみが原因のひとつとなり併発するマイナートラブルも多々あります。

そのため、当スクールの マタニティアロマトリートメント講座 でお伝えしている
この四肢に対するアプローチの中には「用手的リンパドレナージ」に
由来する手技を取り入れています。

「用手的リンパドレナージ」とは・・
主にリンパ浮腫の治療目的でおこなわれる手技で、エステティックで用いられる
「リンパマッサージ」とは異なります。
私がイギリスで学んだ、FHT(英国ホリスティックセラピスト連盟)の
リンパドレナージュが、この用手的リンパドレナージを基にしたもので、
その効果は経験的にとてもよく知っていたので、ぜひとも取り入れたいと思っていました。

それを、妊娠中の方に対して、いかに簡単な手技でよい結果を出すことができるか、
試行錯誤を繰り返して至ったものが、講座でお伝えしているトリートメントになります。

ただし、手根管症候群の急性期は、安静と冷却が原則になります。


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妊娠中の精油

妊娠中の方のトリートメントに精油を使用することに関して、
いろいろなご意見や質問を伺います。

「精油で流産しないのか。」
「胎児に悪影響はないのか。」
そして、
「妊婦さんに使用できる精油と使用できない精油はどれか。」

妊娠中のアロマトリートメントに関して、
私の講座では、「3つの使用条件」を厳守すれば、
使用できる精油の選択肢がかなりあることをお伝えしています。

「3つの使用条件」とは、
(1)対象は安定期以降、もしくは20週以降の方
(2)妊娠異常症、妊娠合併症などのない健常な状態の妊婦
(3)セラピストとして常識的な精油の希釈濃度と使用方法

当然、それぞれの条件は、医療的根拠を基に考えられています。(詳しくは講座で)

逆に言えば、この条件に1つでもあてはまらないのであれば、
精油をまったく使用しない決断が、アロマセラピストの責任だと思っています。


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産後は乳房の状態もチェック

産後の方のトリートメントでセラピストが気をつけることは
ずばり「おっぱい」です。

特に、産婦人科や助産院で産褥入院中の方のトリートメントを行っている
セラピストは要注意です。

通常、産後3、4日目ごろには乳房の緊満(母乳が作られておっぱいが張ること)が
強く見られて、伏臥位でのトリートメントが辛く感じる方もいらっしゃいます。

そればかりか、トリートメントによって血行が促されて、
ますます緊満の度合いが進み、熱や痛みを伴う場合もあります。

授乳や出産による背部のコリをほぐすためにトリートメントをしたら、
おっぱいが張って、ますますコってしまった・・というコリのスパイラル。

さて、この場合、セラピストはどうすればよいのでしょう。

助産師の方と連携できるシステムが整っているのであれば、
まずは助産師の方と相談することがベストですが、
そうでないなら、乳管の開通の状況で対応の仕方を変えていきます。

また、退院後の方でも、単なるうっ滞なのか、炎症なのか、
しっかりと見極めてからトリートメントを行うようにします。

産後アロマトリートメント講座では、この辺りのお話もしていきます。

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ベビマの導入

当スクールのベビーマッサージセミナーのサブタイトルには

「資格や協会に縛られない」

と、かなり挑発的な(笑)文言があります。

これはもちろんベビーマッサージの資格や協会を否定している訳ではなく、

「習得したベビーマッサージをセラピストやサロンの目的に沿ったスタイルで
メニューに導入することができます」 という意味です。


サロンメニューにベビマを導入したい目的は様々だと思います。
従って、当然、導入スタイルも異なることでしょう。

トリートメント+ベビマのセット販売にされているサロン、
ワンコインでベビマレッスンを開催して、新規集客を図っているサロン、
地域自治体やサークルとのコラボをしているサロン、

これまで受講していただいた方々からこんな活用の方法を伺いました。


「ベビーマッサージによってお母さんが楽しく子育てが出来て、
その結果、赤ちゃんもすくすく元気に育っていく」

ベビーマッサージの本来の目的が達成できるのであれば、
その手段(導入方法)はセラピストさん次第だと思っています。


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産後トリートメントの+α

産後アロマトリートメント講座

この講座はご自身の手技をベースに、産後特有のマイナートラブルを
緩和する「+αの手技」が習得できる内容になっています。

+αの手技とは・・
例えば、産後の方からニーズの高い「骨盤ケア」。

通常、骨盤調整を施すには、ドロップテーブルを使用したり、
腸腰筋などにストレッチをかけたりと、ちょっとオイルトリートメントでは
取り入れにくい手技です。

それをオイルトリートメントの流れでも自然に取り入れられて、
しかも、お客さまの満足度も高い手技を実技練習で学んでいただいています。

その他、乳腺炎予防や腱鞘炎予防の手技なども。

もちろん、
「そもそも産後っていつまで?」、というような疑問も解決していきます。


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症例8 産後

【症例8】37w IUFD 誘発分娩後の産婦

産後 計1回 アロマトリートメント

Y様 30代後半 専業主婦 1p
*名前を含むパーソナルデータは元のデータを修正してあります

*この症例のみ、続きは伏せてあります


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1年間の再受講制度

マタニティアロマトリートメント講座は受講後1年間、何度でも再受講可能です。
もちろん無料です。

それは、受講していただいたセラピストさんが納得して妊娠中のお客さまに
トリートメントを提供していただけるようにという願いから。

講座の受講料とは、「自信を持ってできるようになるまで」の料金です。
一度学んでいるから、今度は違った気付きが出てくることがあります。
違う視点から見ることも考えることもできるようになります。

ただし、正規受講者の方が優先となるため、原則、実技練習はなく見学となります
他のセラピストの手技をじっくり見ることも、大変勉強になります。

再受講をご希望の方は下記をお読みください。

(1)理論は、正規受講者の後ろの席での聴講となります。
(2)実技は、正規受講者の練習を見学という形になります。
(3)講座の妨げになるため、講座途中での入退出はご遠慮ください。
(4)場合によっては、実技モデルをお願いすることもあります。
(5)再受講希望の方が多い場合は、ご遠慮いただくこともあります。

以上をご理解いただいた上で、ご希望の方はメールで予約をお願いします。


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プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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