産後アロマトリートメント講座




産まれたばかりだった子は、たった3ヶ月でこんなに大きく成長しました。





マタニティトリートメントから産後トリートメント、ベビーマッサージ・・
セラピストとしてずっと一人の女性をケアをさせていただいていると、クライアントとセラピストという関係性とはまた違った、もうちょっと人間味を帯びた優しくて温かいものを感じることがあります。


先日、産後アロマトリートメント講座を行いました。
受講していただいた方々のバックグラウンドは様々でしたが、皆さん、目的とされているのは、マタニティから産後まで、しっかりとケアできるセラピストになりたい、という思いでした。

出産によって胎盤が娩出された途端、ホルモン分泌はがらりと変わってきます。
また、心身ともに「母」になるために、産後は3つの段階を経ていきます。
従って、セラピストはそれぞれの段階に応じた、ケアとカウンセリングが必要になります。

実技では、産後のニーズがとても高い、骨盤の歪み・緩みに対応したオイルトリートメントを中心に学んでいきました。イントロダクションで取り入れた、ロッキングテクニックは、通常のアロマトリートメントに取り入れてもとても有効な手技です。

マタニティアロマトリートメント講座よりも、実技がメインとなる講座なので、和気あいあいと楽しい雰囲気で進んでいきました。


写真は、昼食後のおやつタイム。
集合写真も撮りましたが、私の老後の楽しみのためのものなので、非公開です。笑

20150128_130842.jpg


*1月の産後アロマトリートメント講座を受講していただいた方からご感想をいただいています。

 >> 2015/1 産後アロマトリートメント講座 受講者の声


スポンサーサイト

初マタニティトリートメント講座を行いました

スクールを開校して、初めてのクラスがとても心地の良い教室の中で、行われました。


iphone_1.jpg


何年もの間、私のマタニティアロマトリートメント講座への参加の機会を温めていただいていた方、検索してスクールを見つけていただいた方、沖縄から講座のために上京されてご参加いただいた方・・・

とにかく皆さんのいろいろな思いと、私のスクール開校に至るまでの思いが交ざり合って、深い学びの2日間となったことに改めて感謝いたします。

講座は理論と実技から成り立っています。
理論では、多くの症例をご紹介しています。産婦人科では、幸せいっぱいだったはずの妊婦さんに、本当に突然、辛い現実を突きつけられることもあります。そんな普段はあまり外部にお聞かせすることができない現場の生の状況なども可能な限りお話しています。


iphone_2.jpg


実技は2人1組の相モデルで行います。
デモンストレーションと練習をひたすら繰り返していきます。


jitugi1a.jpg

オイルトリートメントだけではなく、部位によってはタオルの上からの押圧が有効な場合もあります。
手掌や前腕を使いながら、圧の強弱や方向を習得していきます。

jitugi2a.jpg

iphone_4.jpg


そして、この講座は2日間で終了ではありません。
ご自分が納得いくまで、何度でも無料で再受講していただくことができます。(1年間の無料再受講制度)もちろんメールでのお問い合わせはいつでもいつまででもお受けしています。

2日目の夜は、教室近くのイタリアンでおいしい食事をいただきながら、皆さんからさらに熱い思いをうかがったり、お互いによい刺激を与え合ったりして、楽しい時間を過ごすことが出来ました。





マタニティセラピストの妊娠経験


「妊娠経験がないから、マタニティトリートメントに自信がないんです。」

これまで、マタニティアロマトリートメント講座に受講していただいたセラピストの方からよく伺うお話です。

私は、妊婦さんのケアをするのに、セラピストの妊娠経験はまったく関係がないと思っています。
むしろ、自分の妊娠経験に捕われるデメリットの方が大きいこともあります。


「私が妊婦のとき、こうだったから、あなたもこうです。」

セラピスト自身の経験が、すべてになってしまうセラピスト。
でも、例えばつわりのとき、アロマの香りさえ受け付けない方もいれば、アロマの香りで救われる方もいます。
仰臥位がまったく問題ない方もいれば、すぐにお腹が張ってしまう方もいます。

本当に、おひとりおひとり、お体の状態は異なります。


「私は妊婦のとき、こんなに大変な目にあったんですよ。」

セラピスト自身の妊娠中のマイナートラブルや疾病が、どれだけ大変だったか、自分を語ってしまうセラピスト。

これでは、ツラくて癒されにいらした妊婦さんが、「だから、あなたは大したことないわよ。」と言われている気持ちになりますよね。


マタニティトリートメントを行うセラピストに必要なのは、自分の経験をお話することではありません。

大切なのは妊婦さんのお話を聞くこと。
心と体の声を聞くことです。

それが、当スクールのコンセプトでもある「妊産婦さんに寄り添う」セラピストの第一歩。

これは、私自身が数々の失敗を重ねてきたからこそ、受講していただく方に真っ先にお伝えしたいことです。


harada2.jpg

そのキャリアオイル、妊婦さんに安全ですか

キャリアオイルの中に、体内で代謝されて、陣痛促進剤と同じ成分になるものがあります。

妊婦への精油の禁忌は色々と文献はありますが(それも、協会によってまったくバラバラですが・・)、妊婦とキャリアオイルの関連性に関するものはほとんどありません。先月の三上杏平先生の勉強会はカルボン酸で、まさに私の知りたかったことを教えていただきました。


トリートメントで使用されるキャリアオイルは、ココナッツオイルなどごく一部を除いては、多くが不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸の内、体内で合成できない、α-リノレン酸などのオメガ-3とリノール酸などのオメガ-6は、必須脂肪酸として、バランスよく摂取することが必要とされています。

問題は、リノール酸の代謝過程です。
経口や経皮で摂取されたリノール酸は、体内の酵素によって、リノール酸 → γ-リノレン酸 → ジホモ-γ-リノレン酸 → アラキドン酸と、必要に応じて変換されていきます。

そして、このアラキドン酸は局所ホルモンの一種、プロスタグランジンを生産します。プロスタグランジンは実にたくさんの生理作用を持ちますが、アラキドン酸から生産されるプロスタグランジンE2とF2αが、まさに子宮収縮を起誘する、陣痛促進作用を持ちます。

陣痛促進剤には、オキシトシン系とプロスタグランジン系の2種類がありますが、プロスタグランジン系は、この作用を利用して人工的に陣痛を発来させるもの。ということは、妊婦さんにオメガ-6系のリノール酸やγ-リノレン酸を多く含むキャリアオイルを使用すると、陣痛を引き起こしてしまうのでしょうか。

代表的なオイルには、イブニングプリプローズ油、ボラージ油、グレープシード油などがあります。

これらは妊婦さんには禁忌とすべきなのでしょうか。この答えを導くためには、栄養学なども考慮して、多角的に考える必要があります。


今後、ドクターに相談して、産婦人科における分娩時のアロマセラピーケアでオメガ-6系のオイルを使用して、臨床を積んでいく予定です。

どんなデータになるか、興味津々です。
経過はスクールの講座でどんどんお話していきます!


DSCF70111.jpg

プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

≫ マタニティセラピストスクール

≫ Facebook

http://maternity-school.com/

検索フォーム

QRコード

QR