産前産後のケア

先日、8月の産後アロマトリートメント講座をおこないました。
今月も、大阪や京都からも、集まってくださいました。

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3年前、前職のスクール時代にマタニティアロマトリートメント講座を受講していただいた方や、前月・前々月のマタニティアロマトリートメント講座に引き続き受講していただいた方、

看護師セラピストの方、産婦人科でセラピストとして働いていらっしゃる方、

すでに長年妊産婦トリートメントをやってらっしゃる方、


みなさん、働く場所やポジションは違えど、産前産後の女性へのケアの必要性を感じてご参加くださいました。


こうやって、医療や行政とはまた違う立場から、産前産後の方へサポートをおこなうことは、これからの時代、とても意味があることだと思います。

厚生労働省が掲げる「妊娠から子育てまでの切れ目のない支援」を、民間の、ひとりの、個人セラピストであっても、その一旦を担うことはできます。


一緒にやっていきませんか。
12月の講座は、9/1より募集開始いたします。


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世界でもっとも安全に出産できる国は?



こちらのグラフは、主要各国の、妊娠22週ー生後1週間未満の間にお空に帰ってしまった赤ちゃんの人数。
(周産期死亡率=人数/1000人あたり)。

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医療先進国と言われているアメリカで、7人/1000人あたりの赤ちゃんが何らかの原因で死亡、中国では47人です。
それに対して、日本は3人と、断然少ない数値です。


次は、亡くなってしまった妊婦さん、産後ママの人数。
(妊産婦死亡率=人数/出生10万人あたり)

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同じく、日本は圧倒的に少ない。
(出典元は、いずれもWHO)


これらのグラフから、日本は世界でもっとも安全に出産できる国だということがわかります。



次は、日本国内、66年前の日本と現在の日本の比較です。

1950年の妊産婦死亡率(人数/出生10万人あたり)

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自宅出産がほとんどだった、1950年(終戦後5年)では、161.2人/妊婦10万人あたりでした。


そして、最新データの2013年では・・

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4人/妊婦10万人あたりまで激減しました。

妊産婦死亡総数で42人。
単純に計算して、1950年には助からなかった妊婦さん4,117人のうち、現在なら4,075人助かることができます。(と書かれています)


産婦人科にいると、
大学病院やNICUのある大病院に緊急搬送される妊産婦さんや産まれたての赤ちゃんを目の当たりにすることがあります。

何度見ても、その光景はぐっと込み上げてくるものがあるほど辛い・・
でも助かるために搬送されていると思うと、安心もします。

その妊婦さんや赤ちゃんが、60年前や他国だったら、果たして助かることはできたのでしょうか。



妊婦が主体となって出産をすることは、とても素晴らしいことだと思います。
ただ、近年の自然回帰志向のブームとともに取りざたされている、「医療介入のない自然なお産」については、疑問も感じるところがあります。


安全に出産できて、はじめてお産に対する満足度も評価されます。
そして、安全に出産できることは、世界的に見ても当たり前のことではないのです。

「出産がゴール」なのではなく、あくまでも「スタート」だということをセラピストとしても認識しておきたいと思っています。


この場合、トリートメントは効果的?それとも禁忌?

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産婦人科で、日々、たくさんの妊婦さんと接していると、様々なケースに出会います。


重度の妊娠性糖尿病でインシュリン注射を打ちながら頑張っている方、
難病指定されている疾患を抱えながらの妊娠中の方、
子宮奇形をお持ちで妊娠中の方、・・・・

マタニティトリートメントは「安全」を最優先とします。
ただし、「子宮奇形だからトリートメントは禁忌」という考え方ではなくて、その方の現在の症状を評価して、判断していきます。

そのために、カウンセリングはとても重要です。


では、ケーススタディです。
先日、実際にいらした、32週のクライアントのケースです。

主訴:
1週間ほど前から、下腿部(ひざ下)のむくみがひどい

さて、セラピスト・エステティシャンの皆さん、
このようなクライアントの場合、どのような仮説が考えられるでしょうか。


妊娠中、特に後期に入ってからのむくみはよく見られます。
その多くは、トリートメントすることで、むくみが改善されるケースです。

ただし、ときには見逃してしまうと、非常に危険なケースもあるので、しっかりとカウンセリングをおこないます。


まず、クライアントに聞くべき情報、
痛みは伴うのか?、熱感はあるか?、左右差は?、静脈瘤はある?、・・・などなど。

その他、母子手帳から得られる情報、セラピストが目で見て、実際に触れて確かめるべき情報も重要です。


では例えば、
「左右差があった」「触れてみたら圧痛があった」

という場合は、どのようなことが考えられますか。
その場合、トリートメントはどうしますか。



先日のクライアントは、トリートメントが効果的な方でした。
終了後は、「全身が軽くなったー♪」とよろこんでお帰りになりました。

ロンドン雑記

先週、久しぶりにロンドンに遊びに行ってきました。

私をアロマセラピストとして育ててくれた、
優しくて厳しい街でもあり、荘厳な歴史と最先端の流行の街であり、大きな包容力と他者が容易に踏み込めないプライドを持つ街...

ロンドンには、そんなアンビバレントな気持ちを抱きつつも、やはり憧れの街です。
以下、単なるロンドン雑記と写真です。

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#Big Ben #Elizabeth Tower

何百年も変わらない景色が、そこにはありました。

20160814220126.jpg#Trafalgar Square

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#Mayfair

20160814220241.jpg#Regent Street

落ち込んだときは、よくここに立ちました。
この「時の流れに押しつぶされそうな感覚」がたまらなく好きでした。笑

電車でちょっと行くと、ピーターラビットの世界のような自然がいっぱい。
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#River Thames

そして、未来のアーティストたちにはとっても寛容。
ナショナルギャラリー前にもたくさんのストリートアート!

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#near London Bridge

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#National Gallery


一方、変わりゆくロンドン。
エコロジーはロンドンオリンピックのテーマでもありました。

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#Hydrogen bus(水素bathじゃなくて水素bus・オヤジギャグ...)

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#Santander Cycles 

ロンドン交通局の公共レンタルサイクルは、市内にたくさんあるドッキングステーションどこでもレンタルと返却可。なんと自転車マークをレーザーライトで投影する安全システム搭載だそう!

カッコイイ!(画像はwired.co.ukより)
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カッコイイ繋がりで、ここの近未来型トイレにもようやく訪れることができました。

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#sketch

「イギリスは食事がまずい」のは、もう昔のこと。
どこのレストランに行っても、おいしくて驚きました!

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#afternoon tea @sketch


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変わらない10数年来の友人family。


今回、オーダーしていた精油が滞在中に届かなかったという大ハプニングがあり、「ああ、イギリスらしいなー」とも思いましたが、そこは変わっていてほしかった...

沖縄と、名古屋で!

なんと、明日は立秋なんですね!
うっかり過ごしていると、季節が変わったことすら、気に留めないような生活になってしまうので、毎日をたいせつに過ごしていかないと!と、思いました。

7、8月は、東京での講座開講に加えて、沖縄と名古屋にも伺いました。

こうやって、各地で講座を行うにあたっては、呼んでいただくオーガナイザー役の方がいらっしゃいます。

その方々は、皆さん、私の講座を受講して、「これなら、よしっ!」と認めていただいて、そしてスタッフや周りのセラピストさん方のために、再度講座をオーガナイズしていただいている・・

そんなことを、ふと思ったら、あつ〜いものが込み上げてきました。
ありがとうございました!


まずは、沖縄での研修風景。
沖縄県の課題解決プロジェクト推進事業制度で、地元の妊産婦さんや保育士さんをサポートする活動をされているペタルーナのスタッフの皆さんへの研修です。


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通称「ヤングチーム」の皆さんへの研修は、マタニティアロマトリートメント講座と産後アロマトリートメント講座を続けてでしたので、覚えなければいけない情報量が満載でしたが、さすがヤング!笑

皆さん、本当に頑張っていました。

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「おねえさんチーム」は、もう余裕な雰囲気で、サクサクと。

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ペタルーナの皆さんは、本当に優しい癒しキャラの人ばかりで、東京での汚れた心が(笑)、綺麗に洗われます!

また、10月にお邪魔します。


そして、先日は名古屋にもお伺いしました。
オーガナイズしていただいたのは、男前な姉御のAli'iのオーナー森さん。

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前回の再受講の方もいらしたので、大人数で、ワイワイした開講になりました。
愛知、静岡の方に加えて、わざわざ横浜からも!

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そして、森さんの計らいで、妊婦さんをデモンストレーションのモデルに呼んでいただきました。
お腹をみんなで順番に触っていると、モゾモゾと動いてくれました。(かわいい)

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「元気で生まれてきてね!」の念のオプション付き。笑

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とても楽しい学びの時間を、沖縄と名古屋で過ごすことができたのも、参加していただいたセラピストの皆さん、そしてオーガナイザーの皆さんのおかげです。


プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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