新事業の宿題中、ですが..

ホホバオイルと言えば、インカオイル社をお使いのセラピストの方も多いと思います。

私も長年使用しており、産婦人科のサロンでも、妊婦さん、分娩中、そしてベビーマッサージにも活用しています。


先日、インカオイルの総輸入代理店でもある、中京商事の三品博社長から、アロマセラピーに関する新事業のご相談をいただきました。

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正直、アロマセラピーに理解の浅い方からのご相談ごとの多くは、流行りに乗った「飲む精油」やファッション性を追求したお話で、それは私の分野ではないのでお断りしています。


三品社長も、ご自身できっぱりと、「アロマセラピーは私はよくわからない」と断言。

しかしながら、数々の文献に目を通された上で、「精油は非常に有効的なものではあるが、使い方によっては非常に危険なものにもなる」ので、「よくわからない」という結論に至ったとのこと。


1回でも事故があったら、それはもう許されることではない。
最大の安全を大前提に、クライアントに使っていかないといけない。


インカオイルが人々から愛されるのは、三品社長のこのポリシーだからなんだろうな、若輩者が僭越ながら、打ち合わせ中に感動していました。


宿題となった、精油のブレンディングを今、考え中。(のはずが、ブログを書き始めている!)

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今回、三品社長とのご縁をつないでいただいた森さんは、フリーランスのセラピストを育成するためのサロンを運営されていて、義理人情のアツい男前ながらきれいなお姉さん。


だんだん年齢を重ねていくと、こうやって気持ちのよい方々とだけ、一緒によい時間を過ごしていきたいと思うようになりました。


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香川でマタニティトリートメント研修

先週は、香川県高松市にある、リラクゼーションサロンMAAR(マール)さんで、マタニティアロマトリートメント研修をおこないました。

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こちらのサロンの社長である梶浦さんとは、いつのまにか長年のお付き合い。
昨年、私が主宰する国際メディカルセラピー研究会にて、事例発表もしていただきました。


「妊婦さんとママにやさしいサロン」がテーマで、

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自然光に包まれた、ほっとくつろげる空間。

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そして、トリートメント中は、保育士が無料でお子さんのお世話をしてくれます。


すでに、マタニティトリートメントも導入されているので、ブラッシュアップの研修でした。
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チーフの宇野さんは、某大手チェーンサロンにて、全国1位の指名率を誇っていた技術力で、すいすいとご自身の中に落とし込んでいかれます。

他の方々も安定した技術があり、安心してマタニティトリートメントをお任せできました。

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何よりも、社長の梶浦さんを筆頭に、本当に皆さんが心温かい方ばかりで、「香川でマタニティトリートメントといえば、MAAR!」と言うのも納得。

自然と、妊産婦さんが集まって来たくなるサロンです。


また、こちらのサロンでは、近くの産婦人科「よつばウィメンズクリニック」と業務提携をされています。(写真下2枚は、HPより拝借)

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梶浦さんの計らいで、夜、副院長先生とお食事をご一緒しました。

不妊治療、こと男性不妊のお話、高松の検診事情、私の産婦人科での業務のことなど、お話が尽きませんでした。

院長先生、副院長先生の患者さんに対する思いがとても真摯で、なんと陣痛から出産まで、ひとりの助産師がずっと付き添うケアをされているそうです。

これだけきれいな施設を、改装を検討されているのだとか・・


そして、小豆島!
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実は、私はこれまで四国にうかがったことがなく、人生初。

言葉のイントネーションもやさしく、もちろん人々もやさしく、お魚がおいしく、前泊した小豆島も美しく、すっかり癒されて戻ってきました。

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帰りのスーツケーツには、うどん5キロ。笑


3月の産後アロマトリートメント講座

うかうかしていたら、あっという間に春になっていました。
スクールの帰り道、新宿駅では早咲きの桜が満開だった、先々週のこと・・

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産後アロマトリートメント講座をおこないました。
東京、神奈川、千葉、静岡、福島からも、セラピストの方々が集まっていただきました。

産婦人科で働くセラピストの方も数名いらっしゃり、良い交流ができたと思います。

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非常に怪しげな宗教勧誘のポーズにも見えますが、何も勧誘しないのでご安心を。笑

7時間、みっちりと理論と実技を学んだ後は、やりきった感と開放感で、テンション高くなります。


こちらの講座は実技をメインにしていますが、個々の骨盤の状態を見ていくために、いろいろと仮説を立てていきます。
人間の体は単純なところも、非常に複雑なところも、持ち合わせているので、仮説を立てていると、様々な矛盾が生じます。


「さきほどのチェックでは、右の腸骨が内旋しているはずが、こんどのチェックでは外旋している・・?」

そんなときは、どのような可能性が考えられるのか?


産後だからと言って、一様に骨盤を閉める手技をしていくのではなく、考えながら施術を行っていきます。


だから終了後は、ハイテンションにもなりますね。






2月と3月のマタニティアロマトリートメント講座

2月と3月の、マタニティアロマトリートメント講座のご報告。

シアトルに旅立つ前日と前々日、
2月2回目のマタニティアロマトリートメント講座をおこないました。

もうかなり昔のことのような・・。(ご参加いただいた皆様、ごめんなさい。)

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北海道から愛媛まで!
全国から集まっていただきました。

すでにマタニティトリートメントを取り入れているサロンにお勤めの方や、スクールで習ったことのある方など、ようやくマタニティトリートメントも浸透してきているようで、とてもうれしいです。

ただ、「安全は何よりも優先すべきもの」、ということはしっかりと認識しておきます。

ケーススタディをみんなで考える場面では、活発に意見も出していただくことができ、とてもよい時間になりました。



そして、3月のマタニティアロマトリートメント講座。

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受講生の方が撮っていただいた写真を拝借。
猫ちゃんのスタンプがかわいい。

栃木から三重まで!
無料再受講制度で再受講の方や、エステ経営、独立を考えている方、会社員で週末セラピストの方、看護師セラピストの方など、立場は違えど、同じ志を胸に、集まっていただきました。

受講後の感想でいただいた声で、

何かを買う時や教えて欲しい時、テキストや説明書に記載するようなことではなく、実際の現場や現実に起こったことを人は知りたいと思うんです。
保険なら、実際病気になってどう役立った?
洋服なら、着てみるとどうなるの? というように。
お産に立ち会ったり、流産した方を目の当たりにして対応されている原田先生の講義は、とてもわかりやすく現実を教えてもらえた気がしました。どのような対応をするのか想像してみて、疑似体験をすることができました。(中略)

とありました。

私が講座において大切にしている、「リアル感」「現場の声」をしっかりと受け取っていただけたことに感激しました。

妊娠中の岩盤浴は大丈夫?

受講生からの質問は、「マタニティセラピストスクール交流会」にてお答えしています。
ちょっと、長文なので、今回に限り、ブログで掲載します。


《質問》
原田先生、こんばんは。 一点質問がございます。 
妊婦さんは岩盤浴をすることは問題ないのでしょうか?? 身体を温めるという観点ではよいとは思うのですが、かなり汗をかくので、身体の水分濃度など??なにか注意点がございましたら教えていただきたいです。



《私の回答》
ひとまず、岩盤浴を温泉に置き換えてみます。

昭和55年の温泉法で、妊娠中の入浴と飲用は禁忌と定められましたが、これには科学的根拠がないと言うことで、平成26年7月に、環境省により「妊娠中は禁忌」という言葉が削除されました。


今、一部で不安の声が上がっているのが、ラジウム温泉です。
地中にある固体のラジウムが温泉水に溶け、気体のラドンに変化して湯けむりに漂った状態がラジウム温泉(またはラドン温泉)です。

ラジウム温泉は、免疫細胞を活性化する「ホルミシス効果」があると言われ、昔から湯治に利用されてきました。

ただ、ラジウム温泉は、別名「放射能泉」といいます。ラジウムが放射性物質だからです。あの、小学校の学級文庫の偉人伝に必ずあった、キュリー夫人が発見したものですね。



ちょっとキュリー夫人うんちく。
小学生向けの伝記本には載っていないですが、人目をひくほどの美貌の持ち主で、堅物だった夫のピエールもコロリとフォーリンラブ。彼女が里に帰ったあと、何通も求婚の手紙を送りつけて、ようやく結婚。その後二人で数々の功績を残したあと、ピエールは馬車にひかれて他界。

夫亡き後、今度は妻子ある男性との不倫に走って、それがスキャンダルとして広まり、同じ頃、科学アカデミーでの派閥争いにも巻き込まれ、デマや中傷を含めて、ヨーロッパ中から相当なバッシングを食らうんです。折しも2度目のノーベル賞受賞が決まっていたのですが、授賞式にも来るな、と言われてりして。
それをかばってあげたのがアインシュタインなんですね。

あ、横道にそれました。



そうそう。
妊娠中のラジウム温泉は影響ないのか、について。

結論から言うと、温泉場におけるラドン、ラジウムの放射能は妊婦にも禁忌ではないと言うのが、環境省の見解のようです。

放射能というと、原発で問題になっているセシウム、プルトニウムなどが思い浮かびますが、あれらは人工的に作られた元素で、放射線の種類、エネルギーの大きさ、体内への蓄積度合いが違います。

ラジウムなど自然界のあちこちに存在する放射性物質は、体内で神経細胞の過剰な活性を鎮めて神経痛などを和らげる働きがあるので、古くから温泉治療(湯治)などに利用されています。また2、3日で体外に放出されるのも特徴です。

ただ、当然ながら濃度や期間は重要で、高濃度で何年もその環境下にいるのは、影響を及ぼします。
キュリー夫人はラジウムを素手で取り扱ったり、ポケットに入れて運んだり、ラドンを防御マスクなく吸い込んだりを何十年もしていたために、白血病で亡くなりました。



で、ようやく、話を岩盤浴に戻します。

岩盤浴で、このラジウム温泉の効果を狙うために、ラジウム鉱石を使用した、「ラジウム岩盤浴」については、

★ホルミシス臨床研修所(理事・川嶋朗先生)
http://thar.jp/contents/qanda.html
Q7妊娠していますが大丈夫でしょうか?

★ベビカム相談室(元愛育病院院長・堀口貞夫先生による回答)
http://www.babycome.ne.jp/qa/id/583/
Q妊娠初期のラドン岩盤浴の影響は?


上記によると「問題ないでしょう」という見解です。


まあ、温泉に比べたら、空気中のラドンの濃度ははるかに低いでしょうからね。
成分そのものが、妊婦や胎児に悪い影響を与えることはない、というのが、現時点での主流となる考え方になると思います。

ただし、科学は日進月歩なので、来年にはその考え方が180度覆されるかもしれないことは念頭に置いておきます。




それから、ご質問の中の「汗をかくので、体の水分濃度など」に関して。


ご存知の通り、汗は、血液中の血漿で、その内のナトリウムやカリウムなどのミネラル分は血管に戻して、残りを汗として排出しています。要は、血液中の水分を外に出している感じです。

講座でもお話ししましたが、妊娠中は血漿の量が増加します。体温も高くなるので、妊娠中に汗をかくことは、とても自然なことです。

ところが、岩盤浴やサウナなど外的な要因で、強制的に汗をかくことで、血液中の水分が排出されてしまうと、白血球や血小板が相対的に増加して血液が凝固しやすく、粘度も高まるので、血栓症のリスクがさらに高まります。(血栓症については、講座のテキストの「深部静脈血栓症」を参照してください)

また、妊娠中はのぼせやすい状態にあるので、長時間血管が拡張されることで、さらにのぼせのリスクも上がります。



ようやく結論。
これらを踏まえて、妊娠中、岩盤浴は禁忌とは言えませんが、短めにほどほどに、ってことでしょうか。
あとは、とうぜんですが、体調が悪いときは行かない。


環境省が出している、「あんしん・あんぜんの温泉のいろは」は、温泉の楽しみ方をわかりやすく書いてあります。

プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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