大腿部のトリートメント

ちょっと古い論文になりますが、
大阪教育大学の先生らが、妊娠中の方が歩くときにはどの筋肉がよく使われるのか、調べた結果が発表されています。

「筋電図からみた妊婦歩行の特徴」 Walking Research No6 →リンク(PDF)

妊娠中と出産後を比較して、有意に差があった筋肉は、

・内側広筋
・大腿直筋
・脊柱起立筋

この3つの筋肉でした。

ざっくり言うなら、
妊婦さんはこれらの筋肉は、より一層こりやすいですよ、ということ。


脊柱起立筋は、セラピストなら誰でもご存知の筋肉ですよね。
妊婦中は、歩くときに、腹部とのバランスをとるために、体幹を後方にこの起立筋で支持しているので、過緊張になるのは、容易に想像できると思います。


では、他の2つの筋肉は?

内側広筋は、大腿四頭筋のひとつで、大腿部の前内側の筋肉。
主にひざ関節の伸展のときに使われます。

大腿直筋も、同じく大腿四頭筋のひとつで、大腿部の前側にある筋肉。
主に脚を持ち上げるときに使います。


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従って、マタニティトリートメントでの大腿部の施術の際には、縦のラインをいくつかに分けて丁寧にペトリサージュをおこないます。




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プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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