妊婦・産後の骨盤

先々週末に参加した、ウーマンズヘルスケアフォーラム2016の会場から見えた、スカイツリー。
私は、いまだに上ったことはなく、私の周りの人も上ったことのある人は、皆無でした。

今回も眺めただけ。笑

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フォーラムは、主にウィメンズヘルスの分野でご活躍中の理学療法士の方々による発表で、「周産期の骨盤」に関する演題がメインでした。


骨盤
血流
冷え
・・・

これらは、近年、あまりにもフィーチャーされ、情報リテラシーをしっかり持っていないと、セラピストも振り回されてしまい、その結果、クライアントを振り回してしまいます。


「骨盤が歪んでいるから治す」
「産後の骨盤は締める」


よく見聞きするお話ですが、それはちょっと短絡的すぎ。


フォーラムで発表された田舍中先生によると、

例えば、尾骨痛のある方の場合、尾骨筋の過緊張が原因であることが多いので、骨盤底筋を締めることによって、余計に痛みが増すこともあるとのこと。

そのような方にも、「骨盤底は締めた方がいいから」と促せば、とうぜん逆効果です。
緩める(広げる、柔軟性を持たせる)ことが必要な場合もあります。


ヨガの「猫のポーズ」で、尾骨と坐骨の間を動かす(狭める→広げる)運動や、尾骨筋をリリースする手技が有効だそうです。(当スクールでは、臀筋をしっかりと緩めていく、手根によるニーディング=通称「ドスコイによる逆シャネル・笑」などを取り入れています)


骨盤へのアプローチは歪みを戻すことが目的ではなく、関連するマイナートラブルを安楽にして、もっと先を見据えての予防をしていくことが目的だと思います。


左右前後上下、スムーズに可動できることが本来あるべき骨盤の姿。


そして、いつも申し上げていることですが、「治療」が必要な方は、私たちは禁忌として、医療機関への受診を促します。(できたら、このようなウィメンズヘルスの得意な理学療法士さんのいる病院がいいですね。)

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プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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