妊娠中、おヘソが右にズレる!

妊娠中、体の真ん中にあるおヘソが「右」に、ずれてくる妊婦さんがいます。

「私の体、歪んでいる!」と、心配する方もいますが、むしろ自然なこと。


腹腔内の左にある、「S状結腸」に押されて、大きくなった子宮は右寄りになっていきます。(子宮の右軸旋回)
20130509094932_20170802221751273.png 
それにつられて皮膚も右にずれるので、おヘソの位置が曲がって見えたり、正中線もずれてきます。
体や骨盤の歪みが原因ではないので、心配いりません。


ついで・・というよりこちらの方がセラピストとしては重要ですが、深部静脈血栓症は「左下肢」に起こりやすいです。

それは、腹腔内にある、「左総腸骨静脈」を「右総腸骨動脈」が圧迫するためです。
20160510143359.png 
妊娠・産後は、非妊娠時の5−10倍、血栓ができやすいと言われています。特に肥満、高齢、切迫早産などの長期安静、そして帝王切開後は、リスクが上がります。


子宮が大きくなることで、押されたりつぶされたり、お腹の中は満員電車状態になるんですね。

関連記事
スポンサーサイト

プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

≫ マタニティセラピストスクール

≫ Facebook

http://maternity-school.com/

検索フォーム

QRコード

QR