陣痛のツボなど

セラピストでは稀な分娩のトリートメントをおこなっているので、
よくセラピスト仲間から「こんな手技を試してみて」と頼まれることがあります。

もちろん、明らかに安全ではなかったり、意味がなさそうなものはお断りしますが、
これまで、おこなった手技のうち、いくつか例をあげてみると・・


「三陰交を指圧すると、陣痛を誘発することができる」

正直、これは NO です。
陣痛微弱の方や、破水入院からの分娩の方に試みていますが、
促進されたと実感したことはほとんどありません。
ただし、古来より「安産のツボ」と言われているので、
私は、正産期に入った妊婦さんに、
「安産のツボだから、ヒマなときに押してみて下さい。」
と、プラシーボ効果も期待してお話ししています。


「温湿布で陣痛の痛みが緩和される」

これは、Yes です。
ただし、最初から温めずに、痛くなってから温めた方が
その効果の差異が実感できると思います。
ご出産間近のお客さまに、貼るタイプのカイロを
プレゼントするのも、よい販促方法かもしれません。


これ以外にも、

「仙骨を時計回りにさすると骨盤が開きやすくなって分娩が促進される」
「腰椎5番と仙骨をはがすと陣痛の緩和になる」

など、いろいろな手技を頼まれて、試みました。
精油やハーブティなどの活用も同様です。

4、5人にはその効果を実感できたけど、その他大多数には実感できなかったもの、
まったく、実感できなかったもの、
明らかに多くの方に実感できたもの・・


いずれの場合も、いつも感じるのは、出産は「赤ちゃんの意思」であり、
それをサポートできるのは母である妊婦さんだけだということ。
従って、私たちは出産そのものではなく、妊婦さんのサポートをするという思いで
臨むべきだと感じています。


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マタニティトリートメント講座・スクール/東京

  Maternity Therapist School


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プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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