症例1 妊娠〜産後

【症例1】パーソナリティ障害の妊婦

妊娠中から産後まで 計3回 アロマトリートメント

S様 30代後半 専業主婦 1p(3歳女児)
パーソナリティ障害と診断され、22歳から安定剤po
*名前を含むパーソナルデータは元のデータを修正してあります

長女妊娠時は断薬したため、ヒステリー、攻撃的、神経質、パニック、
激しい動悸 高血圧症状現れ、辛い妊娠生活だった。
今回は減薬しながら妊娠に至る。 

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★1回目 妊娠32w

主訴: 肩こり・リラックス
部位: デコルテ〜ヘッド
精油: ネロリ、スイートオレンジ 1%

トリートメント
初回。カウンセリング時、アイコンタクトができない。ぼそぼそと話をする。
施術中、リラックスモードの時は呼吸もゆっくり深いが、声をかけると途端に浅くなる。
また、頸部から肩甲骨内側の極度の緊張、頭皮の固さあり。
まずは、ゆったりとした手技でトリートメントを行い、心身の緊張をほぐすことを心がけた。

結果
肩首の症状が軽減されたことで楽になったとのこと。時折、笑顔も出た。
トリートメントで筋肉の緊張も和らいだことによって、心の緊張も和らいできたと思われる。

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★2回目 妊娠36w

主訴: 上半身の疲労、リラックス
部位: 背部、両上肢、デコルテ〜ヘッド
精油: 真正ラベンダー、グレープフルーツ、スイートマジョラム、フランキンセンス 1%

トリートメント
カウンセリング時、前回ほどの緊張は見られない。ごくたまにアイコンタクト、笑顔もある。
臨月に入り、血圧140/90とやや高値なため、様子を見ながらゆっくりとした深い圧で、
上背部から頸部のこわばりをほぐす。
起立筋のハリも強いため、温めも取り入れる。頭皮は前回に比べて弾力性が見られた。

結果 
心身ともにじんわりと温かくてとても心地がよいとの感想。
トリートメントで使用した精油の香りを枕元に置いて入眠すると落ち着くとのことで、試香紙に垂らして渡す。

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★3回目 産後8w

主訴: 全身疲労
部位: 全身
精油: スイートオレンジ、マンダリン、スイートマジョラム 1%

トリートメント
出産直後は血圧高値と頭痛があったが、安定剤の量と種類を妊娠前に戻すとだんだん落ち着いてきた。
表情が出てきて、育児に対するストレスはなく楽しんでいる。保健師によるEPDSでも、
「問題ない」と言われたとのこと。ただ、母乳哺育できないことで若干子どもがかわいそうと感じる。
体の状態は多くの産後の方同様、上背部、頸部、上肢のハリとコリが見られた。

結果
妊娠中、トリートメントと自宅でのアロマの芳香に精神的にとても助けられた。
育児が一段落したら、アロマの資格を取り、ゆくゆくは仕事にしたいととても前向きな発言があった。


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プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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