マタニティトリートメントは主治医の許可が必要?

マタニティトリートメントの際に、妊婦さんに「主治医の許可」を得ていただくか、否か。

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マタニティトリートメントを取り入れているサロンのHPを見ていると、「かかりつけの産婦人科医の許可をいただいてください。」と、書かれているものがよくあります。

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横道に逸れますが・・
「許可をいただいてください。」という言い回しは、ちょっと失礼にあたりますよね。
この場合の「いただく」は「もらう」の謙譲表現ですから、お客様に対しては使いません。
例えば、「許可を得ていただきますようお願い申し上げます。」(この場合の「いただく」はセラピストによる依頼の表現なので○)、またはシンプルに「許可を得てください。」などがよいのではないでしょうか。

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私は「主治医の許可」を得ることよりも、

「妊婦A子さんは、トリートメントが有効な体調である」
「妊婦B子さんは、トリートメントが禁忌な体調である」

と、セラピスト自身で判断できる知識が重要だと思っています。

実際にあった話ですが、妊婦さんが主治医に許可を得ようとしたら、「どんなレベルのトリートメントをやるのか分からないのに許可なんて出せない。自己責任で受けてください。」と言われた、というケースもありました。

そんなことを言われてしまったその妊婦さんは、マタニティトリートメントが怖くなり、結局受けるのを止めてしまいました。

地域密着型のサロンであれば、一度、地元の産婦人科や助産院に、ご挨拶に行くのもよいですね。
でも、あちこちからお客様がいらっしゃるようなサロンであれば、不可能です。

いずれにしても、トリートメントが禁忌となる病気の病名だけではなく、その症状や伴うリスクもしっかりと理解する必要があります。
そして、どのようにしてセラピストがその病気を見極めることができるのか、これもしっかりと学ぶ必要があります。カウンセリングの際に、伺うべきポイントを押さえて、そこから判断することができるような知識を養います。

主治医に禁忌かどうかの判断を丸投げするのではなく、セラピスト自身で判断できるようになる、これは他人の心と体をケアする立場として当然のことですよね。

ただし、元々の持病のある方や、心配性な方、体調に不安がある方などは、主治医に『相談』されるようにアドバイスするのは、よいことだと思います。


当スクールのマタニティアロマトリートメント講座では、妊娠期特有の禁忌の病気やカウンセリングの際の判断方法について、しっかりと学んでいきます。

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【講座修了者の方へご連絡】
6月の再受講の枠はいっぱいになってしまいました。m(_ _)m
ご希望の方は7月以降にお願いします。

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プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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