「パンパンのふくらはぎ」と「股関節」

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先日、産後トリートメントの方で、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)がひどく大きく(太く)なっている方がいらっしゃいました。
さわると、パンパンに張っている状態。

通常、健常者のクライアントであれば場合は、浮腫(むくみ)がまっ先に思いつきます。
アロマセラピストなら、うっ滞除去作用のある精油でドレナージュ・・という対応をするでしょう。

ただ、産後の場合、他にも仮定される原因がいくつかあります。
その代表的なものが、「股関節」のトラブル。

股関節の機能としては、「無痛性」「可動性」「安定性」の3つが備わっていること。
妊娠から出産時にかけて、骨盤や股関節になんらかのトラブルがあると、これに支障がでてきます。

すると歩くときに、股関節の伸展ができずに、代わりに「足関節」で歩くようになります。
要は、足底だけで地面を思いっきり蹴り出すことで、前に進む、という感じ。

足関節は、おもに下腿三頭筋によって動きます。

それで、ひざ下がパンパンで、サリーちゃんの足(←ご、ご存知ですか・・)になってしまうんですね。

この場合は、下腿部だけでなく、股関節にもアプローチが必要となります。
(もうちょっと、言えば、膝関節もですね。)


ただし、変形性股関節症などの損傷や炎症を発症しているときは、医療機関の受診をお勧めすることも、私たちの重要な仕事です。また、産後の浮腫には、数としては少ないですが深部静脈血栓症なども考えられます。



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プロフィール

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原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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