症例4 妊婦

【症例4】下肢の浮腫が主訴の妊婦

妊娠中 計10回 アロマトリートメント

K様 30代前半 パートタイム主婦 4p(12、10、7、3歳)
*名前を含むパーソナルデータは元のデータを修正してあります

倉庫における商品整理のパートタイムの仕事をしながら妊娠。
立ち仕事のため、夕方には下肢の倦怠感、浮腫が気になる。
また、これまで4人出産経験があるが、1人(3歳女児)のみ親権を持つ。
ローリスク妊娠である

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★1回目 妊娠28w

主訴: 下肢の疲労感・浮腫
部位: 両下肢
精油: ローズマリーシネオール、グレープフルーツ 1%

トリートメント
初回。下肢の疲労感を訴えての依頼。リクライニングを使って仰臥位にて施術。
冷感はないが、下腿部から足背にかけての軽い浮腫あり。また右膝窩に静脈瘤もあり。
鼠径部リンパ節のドレナージュ、ポンピングから下肢全体を施術。

結果
足の軽さを実感。
仕事帰りだったが、「いつも帰り道は重い足取りだが、今日は買い物もして帰れる」と
生活サイクルにもよい影響を与えることが出来た。


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★5回目 妊娠33w

主訴: リラクゼーション、下肢の疲労感・浮腫
部位: 両下肢
精油: ローズマリーシネオール、グレープフルーツ 1%

トリートメント
「1週間に1度、メンテナンスとリセットのためにトリートメントを受けると体調が良い」
とのことで、週1ペースでの施術。精油は幸田様の希望で同じブレンド。
回数を重ねるごとに、現在の心境やとりまく環境など、体調以外の話もされる。
右膝窩に静脈瘤があるので、鼠径部ドレナージュを念入りに行う。

結果
これまでの生い立ちや家族のことで、強いストレスを抱えている様子。
トリートメントは主訴である下肢の疲労感に加えて、精神疲労の緩和にもなっている。


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★10回目 妊娠38w

主訴: リラクゼーション、下肢の疲労感・浮腫
部位: 両下肢
精油: ローズマリーシネオール、グレープフルーツ 1%

トリートメント
精油は幸田様の希望でずっと同じブレンド。
毎週末にトリートメントをすることが心身の支えになっている。
36wでパート勤務は退職したため、臨月になってから逆に下肢の浮腫は軽減。
ニーディング、リンギングなど揉捏を多めに行うと疲労感の軽減が図られる。

結果
胎児がかなり大きめなため、来週に誘導分娩が決定。従って妊娠中最後の施術となった。
通い続けることが妊娠生活のハリになっていたとセラピストに謝辞を述べられる。
幸田様のケースは、元々の主訴であった下肢の疲労軽減に加えて、精神的なストレス因子に
本人が気付き、そして解放のケアまでできた好例であったと思う。


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マタニティトリートメント講座・スクール/東京
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プロフィール

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原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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