関連法規セミナー行いました

ブログの更新がままならず、いろいろと溜め込んでしまっていることに、反省の7月です。

もうかな〜り時間が経ってしまいましたが、弁護士の塙創平先生から教えていただく、「セラピストのための関連法規セミナー」が盛況のうちに終わりました。

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まず最初、いきなりクイズから始まりました。


1、クライアントとあなたは【契約】を結んでいますか?

2、【契約】を結んでいないとすれば、あなたの行為は法律的には何でしょう?

3、【契約】を結んでいるとすれば、それはいわゆる何契約ですか?


・・・・・
答えられますでしょうか?


答えを言うと、「準委任契約」を結んでいることになります。
クライアントは、セラピストを専門家として信頼して、契約を結んだので、契約に基づく業務を履行しなければ、契約の債務不履行となるとのこと。


とても難しい響きですが、要は、

「セラピストはクライアントの信頼を裏切らないように、専門家として安心安全を提供することが役割ですよ」

という、原点に立った大切なことを法律は教えてくれているのです。



それから、参加者の方から募った事例でも、いろいろと教えていたたきました。

・「自己責任でいいから施術して!」と言い張る、禁忌のクライアントに施術をした場合
・セラピスト保険で、明示されていない部分のカバーの範囲
・チケットでドタキャンされたとき、1回分の消化とすることは問題ないのか
・・・などなど。


同意書については、私がもっともお伺いしたかっ内容をしっかりと皆さんとシェアできました。

「何があっても当サロンは責任を負いかねます」
そんな無謀な同意をさせようとしているサロンは、今一度見直しが必要です。


参加者の方もおっしゃっていましたが、セラピスト養成スクールでは、法律に関しては本当にさらりと習う程度で、教える側もどこまで理解できているのか、という現状です。

グレーゾーンと言われる私たちであるからこそ、しっかりと法律を遵守して、クライアントに向き合っていきたいと改めて思いました。


おまけ。
終了後の懇親会では、銀座千疋屋のフルーツサンドを用意しました!
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実は今、福岡でのセミナー終了後、福岡空港のラウンジで書いています。
そろそろ飛行機に乗り込みます!

シャンプーは羊水にはたまらないです!

先日、白金台のANTEnNA Hair Resortさんで、美容師の方を対象にアロマセラピーの基礎セミナーを行った際のこと。


”シャンプーの成分が、子宮や羊水にたまる”

「お客様から聞かれたことのある方ー?」

と質問すると、なんと8割ほどの挙手がありました。
ここまで、一般に広まってしまっていることに、情報操作の恐怖を感じました。

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あえて出典のURLは書きませんが、シャンプー/子宮理論は、
シャンプーの界面活性剤の一種、ラウリル硫酸ナトリウムは分子量が小さく、頭皮から吸収されて血流やリンパに乗って、子宮に蓄積する。皮膚から吸収したものは消化や分解器官を通らないので、そのまま体に蓄積される。
・・・らしい。突っ込みどころがいっぱい。


たしかに、ラウリル硫酸ナトリウムは分子量は小さいようです。
国立医薬品食品衛生研究所によると288.4ですが、例えば真正ラベンダーの主成分である酢酸リナリルは196.29、1,8シネオールで154.24なので、精油よりは若干大きめ。

体内への経路は、経口と「経皮」と書かれています。(国際化学物質安全性ガイドより


問題は、なぜそれが子宮にたまるのか??

正常な血液の循環時間は、腕ー舌時間で10−16秒、腕ー肺時間で4−8秒で、約50−60秒で全身を循環すると言われています。(こちらでは、大循環は20秒とも書かれています)したがって、どんなに遅くても1分で「代謝・解毒の器官である肝臓」に巡ります。

どう考えても、頭皮から(ごくわずかな量の)ラウリル硫酸ナトリウム吸収されたとして、それが子宮に溜まる、という理屈には無理があります。


皮膚刺激が強いから推奨しないのは納得できるのですが、子宮や羊水にたまるから赤ちゃんに悪影響がでる!、なんていう脅し文句で否定する人には恐怖を感じます。


「頭皮のプロ」である美容師の方々からも、このような誤情報を否定していただくようにお願いしました。

とても意欲的なプロフェッショナルな方々の集まりでしたので、正しい発信をしていただけると思います。アロマセラピーについても、理解を深めていただけたようで、嬉しい限りです。
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産後の体と心に、1/f ゆらぎ

あっという間に6月も終盤で、1年も半分経過したことになるのですね!
6月は、スクールの講座に加えて、外部でのセミナーもあり、私自身も勉強することが多い月でした。

まず、6月の産後アロマトリートメント講座。
東京、神奈川、埼玉、三重、大阪から、鍼灸師さんがお二人に、産婦人科で働くセラピストさんもいらっしゃいました。

IMG_1083.jpg ※写真は着衣ですが、実際はオイルトリートメントです。


産後トリートメントのイントロダクションに、ロッキングを入れています。

骨盤周りを中心に、ゆらゆらと揺らしていく手技です。
こわばった筋肉の緊張を緩めたり、眠くなるような心地よさ(電車でガタゴトゆられる感覚)を与えたり、産後の張り詰めた心と体にはとても有効です。


ポイントは、
クライアントの無意識下で、揺れていること。
リズムは1/fの波がよいです。(自然とそうなります)

過緊張気味な心と体を解放していただくことで、次のオイルトリートメントがいっそう受け入れやすくなっているはずです。



マタニティケアセラピスト認定試験の筆記問題

認定マタニティケアセラピストは、

  1. 筆記試験
  2. 実技試験(カウンセリング含む)

この2つの試験があります。
形だけの試験ではないので、筆記も実技も、自主的に繰り返し復習練習をして、しっかりと向き合って臨まないと、合格は難しいです。

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筆記試験はオープンブック形式ですが、すべて記述式の問題です。

例えば、
  • 胎児毒性
  • 正産期
  • 仰臥位低血圧症候群
など、マタニティケアに関わるワードの説明をしたり、


  • 膝窩に静脈瘤があるクライアントの施術の際に、想定できること、それを踏まえてセラピストが注意すべきこと
  • トリートメント中に万が一破水した場合、セラピストが取るべき行動
など、マタニティトリートメントに関わる問題、


  • 禁忌事項に該当する症状があるクライアントから「自己責任でいいので受けたい」と言われた時はどうするか
など、セラピストの倫理観に関わる問題など、多岐にわたって質問しています。


ただし、いずれの問題も、2日間のマタニティアロマトリートメント講座の内容を、ご自分の中に落とし込むことができていれば回答できます。


私の願いとしては、資格にこだわって受験するというよりも、受講生自身の理解度を図り、足りないところを復習する目安として、挑んで頂きたいと思っています。

セラピストのための法規セミナー打ち合わせ

先日、「セラピストのための関連法規セミナー」の打ち合わせのために、塙弁護士の法律事務所へ伺いました。


塙先生は新進気鋭の弁護士で、私たちセラピスト・エステティシャンの現状をお話しすると、即座に目線を私たちに合わせてアドバイスをしてくださいます。

ときに、法律の一歩手前の倫理面からも考えていただき、一見冷たく思える法律(私の独断です・笑)が、塙先生というフィルターを通すと、温かい身近なものに感じました。


打ち合わせ後、得ていただくものがたくさんある、実り多いセミナーになると確信しました。

また、当日は、セラピストの方々にはとてもうれしい「お土産」が塙先生からいただけるようです!(六法全書ではないです・笑)

 
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Aromatic Reference

中京商事さんから日本初輸入された精油、ベルギーのAlanine社の Aromatic Reference です。

日本での販売にあたり、私も諸々とアドバイスをさせていただいておりましたが、先日、販売開始されました
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精油(シングル)の他、ロールオンと、ヘアケア用にブレンドされた、日本オリジナルブレンド精油も4種あります。オーガニック素材にこだわったヘッドスパなどで、使っていただけると思います。


先日、浜松まで赴き、美容師の方向けにセミナーをやらせていただきました。
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精油は正しく安全に使うことを優先すると、自ずと精油の持っているパワーを最大限に発揮できるようになります。

Aromatic Referenceは、オーガニック認定、無農薬認定、EOBBD認定されている精油です。しかし、品質の良い精油=安全という意味ではない、というお話をしてきました。

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それから、私の専門分野である妊婦さんへのヘッドスパで、気をつけたほうが良いポイントなどもお伝えしました。


きっとこれからの美容業界は、美容院に行くことで、髪を切ったりセットしたりするだけでなく、精神的にもリセットできる場所、QOL向上に貢献していく場所としての発展も期待されていると思います。

そこに、精油を取り入れていただけたらいいな、と思っています。

マタニティ、ベビー、講座をまとめて

シアトルでのドゥーラ研修の寄稿文にずーっと追われていましたが、昨日ようやく書き終わりました〜。ふぅ、達成感でいっぱいです。


ブログ更新ができなかった間も、全国からたくさんのセラピストの方々が、学びにいらしてくださいました。


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東京近郊だけでなく、福岡、新潟からも!

最近は、すでにマタニティトリートメントを取り入れている方も多く、通常では知りえない、産婦人科での補完療法としてのトリートメントの効果なども、積極的にお話しするようにしています。

また、2日間の受講後、一般の方でしっかりと実技練習をした後に受けていただくことができる、妊婦モデル実技復習講座(フォローアップ講座も、必要に応じて受講してください。現在、妊娠中のセラピストさんが数名、モデルになりたくてうずうずしています。笑



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こちらは、看護教育にも携わっていた助産師を講師に迎えて、開講しています。

マタニティトリートメントを受けに来ていただいた妊婦さんに対して、より一層、プロフェッショナルなアドバイスができるようにしていきます。

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次回の7月は満席になってしまいましたので、次々回は10月の予定で、7/1に募集開始します。


そして、昨日は半年ぶりの、ベビーマッサージセラピスト講座
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妊娠から産後というステージの女性を考えた時に、赤ちゃんの存在は切り離すことができません。

ベビーマッサージをすることで、母親にもよい影響を与えることができる、という文献なども紹介しています。

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この日は、レッスンモデルになってくれた親子が2組参加。
レッスン風景を、受講生の皆さんに見学していただきました。

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ベビーマッサージセラピスト講座は、次回は秋ごろに開催予定です。

キャンセル出ました【セラピストの関連法規セミナー】

***満席です***

特別講座のご案内です。

弁護士から学ぶ
【セラピストの関連法規セミナー】


たとえば・・ 
敏感肌のお客様からトリートメント後、「お肌にブツブツができたので責任とって!」とクレームがあったとします。 でもセラピストさんは、事前に「自己責任にて受けていただきます」と承諾書にサインをもらっています。

さて、このような場合、法律上では、セラピストの責任は??



 難しいけど、たいせつな、セラピストのための関連法規のポイントを、弁護士の先生をお迎えして、分かりやすく教えていただきます。 

上記のような「ありそうな」「実際にあった」「ヒヤッとした」事例を踏まえての解説、トリートメントの同意書・承諾書についても伺います。


教えていただく弁護士の塙先生は、港区の法律事務所にてご活躍中で、普通ならなかなかこのようなセミナー講師などお願いするのもはばかれるのですが、今回お伺いしたところ、二つ返事で「皆さんに満足していただけるものにしましょう!」とおっしゃっていただきました。

せっかくなので受講者の皆さんと先生が、お話しやすい雰囲気にしたいので、大人数ではなく20名(位)限定とします。


 *** 
セラピストの関連法規セミナー

日時:
6月22日(木)13:30−15:30  

内容: 
  1. セラピスト・エステティシャンの関連法規
  2. 同意書・承諾書について
  3. 事例で見る、「万が一」にならないために、なってしまったときのために
  4. 質問・お話タイム   

受講料:
 8,000円(スクール受講生)
10,000円(受講生以外)
*申込み後、1週間以内に銀行振込
*キャンセル料は、HPに記載の通り

場所: 
セミナースペース・クラッシー新宿御苑(新宿御苑前駅2分) 
東京都新宿区新宿1-13-9 オフィス・パークインビル4階 (地図)  

講師: 
塙 創平 弁護士   

定員: 
20人位(主に個人でサロンを運営するセラピスト・エステティシャン対象)   



 *事例を募集します
「過去にこんなトラブルがあった」「知人に聞いた」などの事例を募集しています。

申し込みの「お問い合わせ等」にご記入ください。 (すぐに思いつかない場合、5/20日ごろまでにメールでいただいても大丈夫です) 

すべては無理かと思いますが、時間の許す限り塙先生に解説していただこうと思っています。



お申し込み

予約フォームにてお願いします。
講座: その他を選択
お問い合わせ等: 法律セミナーと入力


安全に深部にある筋肉も緩める

先週、4月の産後アロマトリートメント講座をおこないました。
日本各地からセラピストの方々がお集まりいただき、とても良い時間が共有できたと感じています。

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この講座は、まずはそのクライアントの姿勢や動作から、骨盤の状態を想定して、緩めていく筋肉を考えることから始めます。

ただ、緩めると言っても、臀筋のようにオイルトリートメントで緩めやすい筋肉ばかりではなく、例えば、大腰筋のように腹部の深部にある筋肉もあります。

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熟練したセラピストであれば、腹部からぐいっと触れていくこともできますが、私の講座では様々な理由から、それはおこなっていません。(一番は、安全面から!)


大腰筋はDFL(Deep Front Line)と呼ばれる筋膜で、下腿部にある後脛骨筋と繋がっています。この二つの筋肉はとても密接した関係があり、大腰筋が硬くなると、後脛骨筋も硬くなり、逆に後脛骨筋が緩めば、大腰筋も緩むことができます。

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下腿部を緩ませることは、オイルトリートメントでも、安全に行うことができますよね。
(後脛骨筋の見つけ方には、ちょっとコツが要りますが、それは講座で!)


安全で、しかもオイルトリートメントの心地よさを活かした手技で、産後ママの心と体を緩ませて、整えていくことが、当スクールの産後アロマトリートメントの特徴です。

プロフィール

マタニティセラピストスクール

原田 香

Author:原田 香
イギリスにてITECの国際資格を取得。さらに知識を深めるために、St. Mary's University(ロンドン) などで補完代替療法を2年に渡り学びました。

イギリスと日本のサロン・スパ、そして産婦人科・緩和病院などの医療機関で臨床を積み重ね、病院内のメディカルサロンの立ち上げ、外資系ホテルスパや自然派コスメブランドでのマタニティトリートメント導入にも携わっています。

これまで300名を超えるセラピストの方にマタニティトリートメントをお教えしてきました。リスクマネジメントを重んじ、安全を最優先にした、効果的なケアをお伝えしています。受講後に、産婦人科で活躍する方や妊産婦向けのサロンを営む方もたくさんいます。

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